TROUBLE
内くるぶしに青い血管が浮いていました
下肢静脈瘤というと「ボコボコした血管」のイメージがありますが、
その多くの患者さんの足元には細かい血管が浮いていることがよくあります。
足のかゆみや、足の裏の変な感じ、チクチク痛い…。患者さんによって感じ方や症状の訴え方はさまざまです。
これは下肢静脈瘤の中でもクモの巣静脈瘤や網目状静脈瘤という静脈瘤に分類されます。
原因は加齢によるものが多く、お腹に力を入れている時間が長い力仕事やスポーツをしている方にも多くみられます。
一度この静脈瘤が出ると、なかなかなおりません。
ふくらはぎにも糸ミミズのような血管がボコボコと浮いてきていませんか?
ふくらはぎの裏や、膝の近くにぷよぷよしたふくらみがありませんか?
くるぶしの血管はふくらはぎの血管と繋がっており、ふくらはぎの血管が浮いている場合は
まずふくらはぎから治療する必要があります。
静脈瘤になる血管は主に2つあり、
ふくらはぎの内側を走っている大伏在静脈(だいふくざいじょうみゃく)
ふくらはぎの裏側を走っている小伏在静脈(しょうふくざいじょうみゃく)
があります。
これらは足に溜まった血液を心臓へと返す役割があるのですが、逆流防止の弁が弱くなることで逆に足へと血が落ちてきてしまい血管を太くしてしまったり、ボコボコさせてしまいます。
今のふくらはぎの血管がどのような状態であるのかを知るには超音波検査(エコー)で痛みなどなく簡単に知ることができます。
どこの病院でも超音波で簡単に調べてくれるのかというとそうではなく、超音波検査をよくしている病院やクリニックでないと調べてもらえません。
静岡静脈瘤クリニックでは無料で静脈瘤の検査をしています。普通の診察とは異なり、簡易的なものでありますが自分がどのような状態であるのかと、どのような治療が必要なのかアドバイスさせていただいています。
もしよろしければお気軽にご相談ください。
治療法に関してですが、2つあります。
実際の症例です。
カテーテル治療を行っています。術前は「足が重い、だるい、腫れぼったい、こむら返りで夜痛くて起きてしまう、足の血管が糸ミミズのように浮いてきた」というお悩みを皆さん抱えてました。しかし、「何科に行っていいのか分からない。こんな程度で病院に行っていいものか?」とためらっていたとのことです。
最初の診察の際に、超音波での検査を行い、術前検査と手術の説明を詳しく行います。当日に手術をすることはありません。よく考えていただいて、ご自身がどうしたいのかで決めていただいています。
手術当日は20分くらいの手術時間で手術の間だけ、眠る麻酔もすることが可能です。気持ちよく寝ている間に手術が終わってしまいますので、まだこれからはじまるの?と寝ぼけてしまう方が多いくらいです。
手術の後は包帯を巻いたり、ストッキングを履いてもらいますので、来院されてから1時間くらいで歩いて帰ることができます。
翌日は消毒と包帯からストッキングへの変更になります。その後は問題なければ1ヶ月後の診察となりますので、お仕事や日常生活への影響は最小限に抑えることができるのではないかと思います。
詳しくはホームページをご覧になっていただきたいのですが、いずれも日帰り治療で10〜40分くらいで終わり、歩いて帰る事ができます。お仕事も翌日から可能です。いずれも保険で、生命保険や医療保険に入っている方は給付金がもらえることも多いです。
くるぶしの血管についてお話しして参りましたが、血管は繋がっているため、足全体を見て治療をしていく必要があります。
歩けるということは当たり前じゃないんだな…と思いながら診察をしている今日この頃です。
無料で静脈瘤チェックもおこなっておりますので、なんだか心配、症状が軽く、少し血管が浮いている程度でもかまいません。どうぞお気軽にご相談ください。お待ちしています。
静岡静脈瘤クリニック
電話 054-275-0770
診察内容 | 1割負担 | 2割負担 | 3割負担 |
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カテーテル治療 | 約30,000円 | 約32,000円 | 約60,000円 |
硬化療法 | 約15,000円 | 約17,000円 | 約19,000円 |
初診以外のご予約・ご相談は、
お電話でのみ承っています。