WORRIES
下肢静脈瘤の症状はほとんどがふくらはぎにおこります。
足に血液がたまることによっておこるので、午後から夕方に症状が強くなるのが特徴です。
ですが、足の症状は変形性膝関節症や脊柱管狭窄症など他の病気でもおこるので、ご自身での判断が難しいです。
上記症状に1つでも心当たりがある方は下肢静脈瘤の可能性がありますので、心配な方は専門医を受診してください。
実はとても身近な病気
下肢静脈瘤は、足の血液が戻りにくくなることで発症します。
そのため「立ちっぱなし」や「座りっぱなし」など、足の血液が心臓に流れにくい状況が多くなると下肢静脈瘤を発症しやすくなってしまいます。
むくみ・重い・だるい・疲れるなどの症状は下肢静脈瘤の初期症状としてみられます。
クツ下のあとがつくのは、浮腫の目安になります。利尿薬を出されることが多いのですが、原因を詳しく調べる必要があります。
足の毛細血管の老化により血管が透けて見えるようになります。
網目状静脈瘤またはクモの巣状静脈瘤という病名です。
年のせいだと言われることが多く、専門のクリニックでの治療が必要になります。
見た目の問題だけでなく痛みや重だるさなどの辛い症状にも発展します。
血管に痛みや赤みがある場合は血栓の可能性があります。
この状態で放置しておくと、最終的には炎症や潰瘍がより悪化し、治療に時間がかかります。
感染症を引き起こしたり、出血を伴う状態になる可能性もあります。
また、状態が悪化すると治療が複雑になり、入院治療となることもあります。
早めに受診して治療することをおすすめします。
症状が当てはまる場合は静脈瘤の専門医を受診してください。
下肢静脈瘤は緊急性や命に関わる病気ではありませんが、自然治癒する事はなく徐々に進行します。
重症化した場合は入院による手術(ストリッピングによる静脈抜去手術)となり、術後の神経障害などの合併症のリスクがあります。早い段階で診察を受け、適切な治療を受けることが大事です。
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