TROUBLE
寝ているときにこむら返り(足がつる)が起きると、痛くて目が覚めてツライ!朝方によく起こるので叩き起こされる感じがして、寝るのが怖くなってしまうとおっしゃる方も少なくありません。
最近、痛みを訴えて来院されるかたが多くなっています。
こむら返りの原因にはいくつかありますが、静脈瘤が原因のことがよくあります。しかし、こむら返りについてコメントを述べている医師は静脈瘤を専門にしているわけではなく、内科が専門だったりするので静脈瘤を取り上げることはほとんどないのです。
そのため、インターネットでは同じような記事がたくさん掲載されています。誰が書いたかわからないようなまとめのサイトも多いので、その信憑性も玉石混合です。
こむら返りを起こしやすい方の足を診てみると、血管がボコボコしているわけでもなかったりするので、まさか自分が静脈瘤だとは思わないことが多いのです。糸ミミズのような細かい血管が浮いていることはよくありますが、これが静脈瘤でこむら返りの原因として考えられるのです。
これは静脈瘤の中でも軽症なので手術ではなく、注射による治療でなおすことができます。ついでに見た目も良くなりますので、嬉しいですよね。スカート履けないとおっしゃる方も喜んでくれています。
でも、病院に行くほどでもない…というときに試してもらいたいのが、
「お水」を2時間おきにコップ一杯ずつ日中飲む
です。
「水分はたくさんとってる」と言われることが多いのですが、
よく聞いてみるとそれが緑茶やコーヒーだったりカフェインが多く含まれるものを飲んでいるようです。
カフェインの量が増えるとトイレに行く回数も多くなり、結果としては水分の量が足りなくなってしまいます。
カフェインの作用は4~7時間ほど続きますので、夜のコーヒーや緑茶は夜中の脱水に繋がり、朝方に足がつったり、こむら返りの原因となります。
おやつの時間まではコーヒーや緑茶を飲むのは構いませんが、夕食ではほうじ茶や烏龍茶、白湯を飲んでみてください。白湯は冷たくても、常温でも構いません。
僕の場合ですが、白湯を入れた水筒を持ち歩いています。診察の合間に少しずつ口に含むようにしています。コーヒーも好きなので昼食の時に豆を挽いてドリップして淹れています(インスタントや粉の状態で買うことはありません。スタッフ全員の分の豆を挽くと手が痛くなってしまいますが、喜んでくれるので好きでやっています)。
お水を飲む回数をまずは増やしてみてください。漢方薬など飲むのはまだ早いです。すぐに薬に頼ることのないようにしたいと思っています。
こむら返りの積極的な治療の順番としては、以下のようになります。
血流の改善と脱水の改善が重要になります。
色々とご自身で試していただいて、それでもちょっと難しいようでしたら静岡静脈瘤クリニックでは無料で静脈瘤チェックができます。下のボタンを押すとご予約が可能です。どうぞお気軽にご相談ください。お待ちしています。
静岡静脈瘤クリニック
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