

「ミミズのような血管が浮いてきた」
「細かい内出血のようなものが出てきた」
「なんだか、チクチクしたりかゆかったりしてイヤな感じがする」
クモの巣状や網目状の静脈瘤がだんだんと増えてくることがあります。
しかし、これらは
「特に見た目の問題で、命には問題ないから大丈夫」
と言われて放置されることがほとんどです。
見た目だけではなくて、痛みや痒さ、違和感などの症状があるのに…と思われると思います。
静岡静脈瘤クリニックでは細かい血管がチラチラとクモの巣のように浮いている症例に対しても、放置などせず、患者さんの希望をお聞きしたうえで一緒に治療方法を決めていきます。必ずこの治療をやらなければいけないというものはありません。
ではどのような治療法があるのでしょうか?
それは注射による治療です。
硬化療法という以前からある方法で、
細かい血管ひとつひとつに、細い針を使って薬を注射していきます。
とても手間がかかり、細かい作業です。
そして、色素沈着などの合併症も起こりやすいので、
医師はあまりやりたがりません。
僕はこの処置がキライではないので、毎日行なっていますが、
他の先生と話をすると
「よくそんなのやってるね、大変じゃない?」
とよく言われますが、特に気にしていません。
手間は確かにかかりますし、色素沈着などの合併症もおこるのですが、
「どこに行ってもなおしてくれない」
と、がっかりされて帰られる患者さんに自分の技術が役に立てばいいなと思ってやっています。
少しでも気になってきたらどうぞお気軽にご相談ください。
次に、細かいクモの巣状の静脈瘤だけでなく、超音波で太ももの奥の血管が静脈瘤になっていることがあります。
これは見た目では分からないことが多く(わかるようになってきた時はかなり進行しています)、超音波検査によって診断することが出来ます。
太ももの内側に血管を触れることもあれば、ジンジンとした違和感が合ったり、股の付け根が痛くなったりします。そうすると「何科にかかっていいのか分からない」状態になってしまうため、静脈瘤が見逃されてしまうことが多々あります。
静脈瘤なのか自分で分からなくても、気軽にご相談ください。ちょっと気になる方は無料で検査をすることもできます。無料であっても超音波検査を行なっていますので、何が原因で、どのような状況にあるのか、どのような治療が必要になるのかを簡単にではありますが説明させて頂いています。
どうぞご気軽にご相談ください。お待ちしています。
静岡静脈瘤クリニック
電話 054-275-0770
本症例写真の病名
- クモの巣状・網目状の静脈瘤
手術内容
- 硬化療法(ポリドカスクレロール注入)
- 10分、日帰り治療、歩いて帰れます
リスク・合併症( カテーテル治療 )
- よくおこること:内出血、腫れ、痛み、色素沈着
- ときどきおこること:血栓による静脈炎
- ほとんどおきないこと:皮膚の感覚の低下、しびれ
- ごく稀におこること:深部静脈血栓症(血の塊が肺に飛んで苦しくなることが4000人に1人)
治療の費用(片足の場合)
診察内容 | 1割負担 | 2割負担 | 3割負担 |
---|---|---|---|
カテーテル治療 | 約30,000円 | 約32,000円 | 約60,000円 |
硬化療法 | 約15,000円 | 約17,000円 | 約19,000円 |