手術をしていないクリニックを受診した場合、抗生剤や痛み止めを処方される事が多いです。特に炎症性粉瘤の場合、まず抗生物質の内服薬を処方し、数日間服用して炎症を抑えます。 抗生物質を飲んで痛みがなくなることもありますが、それは痛みのあった粉瘤の感染がおさまっただけで、なおったわけではありません。 そのため、なおったと勘違いしてその後自分の判断で受診しなくなってしまうことがあります。その場合は後日、再発する可能性が高くなります。
また、ブログなどに掲載されている方法はお勧めできません。 なぜなら一時的には症状が抑えられても、ふんりゅう(粉瘤)の袋は残っているので完治したとは言えないからです。完治を目指すためには、医療機関で手術して取り除く必要があります。