COLUMN
診察室で「先生、テレビで足のむくみは怖い病気だってやっていて……」と、少し不安そうなお顔で相談される患者さんが増えました。
どうやら先日、NHKの健康番組で足からのSOS特集が組まれ、「足梗塞(あしこうそく)」という言葉が紹介されたようです。
「梗塞」と聞くと、心筋梗塞や脳梗塞を連想し、どうしてもドキッとしてしまいますよね。
医学的な正式名称は「下肢閉塞性動脈硬化症(PAD)」といい、足の血管に動脈硬化が起きて血流が悪くなる病気です。歩くと足がふくらはぎなどが痛くなり、休むと治るのが特徴で、確かに放置してはいけない大切なサインです。また、番組では「足のむくみ」に潜む下肢静脈瘤の可能性についても触れられていたようです。
テレビというメディアは、皆さんに注意喚起をするために、時に少し強めの、不安を煽るような言葉を使うことがあります。メディアの役割としては正しいのかもしれません。ただ、日々の診療で70代前後の患者さんと向き合っている私としては、胸が痛むのも事実です。
なぜなら、当院にいらっしゃる患者さんの多くは、若い頃から子育てやご家族の介護に追われ、ご自身の体の不調はずっと後回しにしてきた方々だからです。
「自分のことは後回し。でも、何とか歩けるから大丈夫」と、文句ひとつ言わずに長年踏ん張ってくれたその足に対し、突然テレビから「それは足梗塞かもしれませんよ」と突きつけられたら、どれほど心細い気持ちになるでしょうか。
どうか、テレビの強い言葉に慌てたり、過度な恐怖を感じたりしないでください。
足がむくむ、冷える、歩くと重だるい。
それは「怖い病気」の前兆というよりは、長年あなたを支え続けてくれた足が、「そろそろ、少しだけ自分のケアをしてくれませんか?」と出している、ささやかなサインなのだと私は思っています。
不安な気持ちのまま、痛みを我慢して過ごす必要はありません。
当院では、超音波(エコー)検査で、足の血管の状態を痛みなく、ありのままに見ることができます。「足梗塞」の心配があるのか、それとも静脈瘤によるむくみなのか。現状を正しく知るだけで、心にかかっていた霧はすっと晴れるものです。
長年、誰かのために走り続けてきたご自身の足を、静かにいたわる。
今はただ、そのための時間なのだと考えてみてください。
もし、ご自身の足のことで少しでも気がかりなことがあれば、お電話でも構いません。ぜひご予約ください。安心してお帰りいただけるよう、しっかりと拝見させていただきます。お待ちしております。
静岡静脈瘤クリニック
院長 佐野 成一





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サンローゼビル 2階
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▲ 月に一度、無料静脈瘤チェックを開催。日時はお知らせをご覧ください。

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