下肢静脈瘤を自分で治すには? その2 サプリメントについて

下肢静脈瘤を自分で治す方法はあります。ご自身の足の状態がまず自分で治せる程度なのかどうかがとても大事になります。

  1. 自分で治す=薬
  2. 自分で治す=サプリメント
  3. 自分で治す=マッサージ
  4. 自分で治す=ツボ
  5. 自分で治す=マッサージ機
  6. 自分で治す=運動
  7. 自分で治す=靴下
  8. 自分で治す=ストッキング

今回は

2.自分で治す=サプリメント

についてお話しします。

サプリメントが静脈瘤を軽くすることができるのでしょうか?

サプリメントで治療が可能な範囲の静脈瘤は、太さが1mm程度のクモの巣状静脈瘤や網の目状静脈瘤といった、軽症な静脈瘤に限ります。このくらいの太さであればサプリメントに含まれている成分が血管に作用することもあります。上の写真の状態では1mmを超えている範囲が多いので、サプリメントでは治療は難しくなります。

しかし、サプリメントは高価で海外のものを個人輸入する必要があります(成分が高く、有効なものはほぼ海外のものになります)。残念ながら国内のサプリメントは添加物や糖分の方が有効成分よりも多く含まれていることが多いため、飲むことのリスクの方が高いと考えています。

そして、有効成分が効いている間は効果があっても、飲むのをやめてしまうと再発するため、経済的に厳しいのではないかと思います。一時的に試すのはいいのかもしれませんが、お金がいくらあっても大変なのではないかと思い、当院ではサプリメントは患者さんにとって利益になるとは思えないため(クリニックにとっては運営上いいのかもしれませんが)、患者さんに処方していません。

サプリメントをいくつか例に挙げて、それらについて説明をしようと最初思っていましたが、情報量が多くなるばかりで、結論がぼやけてしまうので、やめました。

 

静脈瘤は重症度が分類されており、皮膚潰瘍(皮膚がジュクジュクして穴があいている状態)が最重症です。
クモの巣状静脈瘤や網の目状静脈瘤は一番軽症な静脈瘤に分類されています。

見た目を治療するのであれば、硬化療法という注射の治療が適応になります(保険も効きます)。美容皮膚科ではレーザーでの治療を行っているところもあります。治療法をかえることでサプリメントでは治すことができないものを治療することができます。

静脈瘤のサプリメントは一度試してもらうのはいいと思います。しかし、何年もの長期間にわたって内服することのないようにしてもらえれば幸いです。

 

見た目ではなく、こむら返り、重だるさ、むくみを治療したいという方も多くおられます。
その場合は漢方薬での治療を行っています。

芍薬甘草湯、防已黄耆湯、柴苓湯

を処方することが多く、飲み方や量についてもこまかくお話ししています。これは飲んでいるけど、効かないという患者さんが多いため、どのように内服しているのかを詳しく聞いていくと、

「お水で、粉を直接口に入れて食後に飲んでいる。」

「オブラートに包んで、水で飲んでいる。」

と答える方がとても多く、これでは効きにくい。

せっかく飲むのであれば、よく効く飲み方を覚えてもらいたいので、そのかたにあった飲み方を外来でお話ししています。

ちょっと気になると言う方は「無料血管チェック(静脈瘤検査)」を行っていますので、どうぞお気軽にご相談ください。院長がお話をゆっくり聴き、「どのような状態であるのか」、「どのような治療があるのか」をお話しします。

お待ちしています。