院長コラム

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COLUMN

2022.04.05

「足の痛み」と「静脈瘤」の関係について

「足が痛い」というとき、そこにはさまざまな原因があります。

その痛みには、刺すような鋭い痛みと鈍い痛みの二つにおおきく分けられますが、静脈瘤による痛みはこのどちらも当てはまることが多いのです。

鋭い痛みを生じるときというのは

こむら返り

足がつる

といった急性期(いきなり生じる)に起こります。

そのため、回復する時間も早いのですが、その痛みの程度が強いため強烈な記憶として残り、その後もその痛みがまた起こるのではないかという不安へとつながります。痛みの部位を特定することが容易であるため、何が原因かは簡単にわかることが多いです。検査ではわかりません。

一方、鈍い痛みは

足が重だるい

足がジンジンとして不快

血管が浮いているところが赤く腫れてきた

しびれたような感じがする

皮膚が茶色くなってきて痒みがある(痒みは痛みの親戚です)

といった慢性期(痛みを生じている時間が長い)に起こります。回復するにも時間がかかります。何が原因で慢性的な痛みが起きているのか、検査によってわかることが多いです。

痛みの種類で、ある程度原因は絞られてきますが、肝心の検査方法が適切でないとたどり着くことはできません。その際にある程度の「アタリ」をつけておく必要があり、無駄な検査はできるだけ避けたいものです。

つまり、足の「どの深さ」で問題が生じているのか、それとも「足以外の場所が原因」で生じているのかを判別する必要があります。

具体的には足の形なのか、ふくらはぎの問題なのか、腰なのかということになってきます。レントゲンをひたすら撮影しても骨しか映りませんし、神経や血管の判定には使えません。推測することはできますが。超音波やMRI、CTなどによる検査をする必要がありますが、よほどのことがない限りすぐにMRIやCTをしてもらえることはありません。

ではどうしたらいいのか?

何科にかかったらいいか分からない。そう言われます。

足の血管が浮いているわけでもない場合は、とくに難しい。

でも、そういった方にこそ「下肢静脈瘤かもしれない」と思ってもらえるといいかなと思います。
とくに診てもらうほど、見た目がなにかひどいわけでもないかもしれません。お金を払うのもちょっと…と思うかもしれません。静岡静脈瘤クリニックでは無料で静脈瘤チェックを毎日おこなっています。

日々の診察でよくある例を挙げたいと思います。
少し診察風景をのぞいてみましょう。

「おはようございます、今日は足がどのようなことでお悩みですか?」

「はい、最近足が痛くて…。朝起きたときはいいんですが、夕方になるとふくらはぎがパンパンになるんです。靴下のあとが食い込むくらいくっきり。ジンジンしてくるような痛みというかせつない感じもするし、おおぼったいようなはばったいような何だかすごくイヤな感じなんです」

「それはつらいですね。それはいつからですか?」

「子供を産んでからなので30年くらい前でしょうか。妊娠していたときにも同じような症状があって、婦人科の先生にそれは下肢静脈瘤だと聞いていましたが、出産すれば治ると言われてしばらく放っておきました。一度よくなったんですが、二人目を出産してから治らなくて子育てが忙しくて長いこと病院に行けなかったんですが、子供も大きくなって、親の介護もひと段落したもんですから、そろそろ自分の身体も治したいなと思って来ました」

「そうですか、そういう方はとても多いですよ。自分のことは後まわしになってしまうけど、そろそろつらいから治したいと仰る方がよく来られます。子供や親の世話をしていると自分の時間を平日にゆっくりとることはなかなか難しいですよね。ご主人が病気だったりするとさらにそんな時間はどこかにいってしまう。さて、血管がふくらはぎの内側に浮いていますが、それも出産してからですか?」

「はい、出産してからです。立ち仕事だったり事務仕事で座り仕事だったりして来ましたので、長い時間同じ姿勢をしていることが多いんです。あまり頻繁に歩くわけではないんです。ずっと机の前に座っていることもあったり、接客でずっと立っていたり。気がついたら最初少しふくらはぎの内側にあったふくらみがどんどん大きくなってきて、太ももの内側の方にまで広がって来ました」

「そうですね、下肢静脈瘤は進行すると太ももまで広がってくることが多いです。では詳しくみていきましょう」

こういうようなお話をしながら診察を進めていきます。足を見て、触りながらむくみがあるかを診ていきます。チラッと足を横目で見るだけでは診察はできませんので、小さな低い丸椅子に僕は座ってベッドに腰掛けている患者さんの足を診察していきます。同じような目線にしないと足のことがよく理解できません。医者用の大きな椅子と机の上にあるパソコン、患者さん用の小さな椅子というスタイルではないので、ちょっと変わっているかもしれませんね。

どうぞお気軽にご相談にいらしていただければと思います。
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お待ちしております。

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